両組稽古進行中

今回の短編2本、両組の稽古が進んでいる。前回もそうだったが今回も皆見事に個性や体内リズムがバラバラだ。嬉しいほどの、右も左も分からない序盤だ。

ともすると私達は特にベテランでもないのに稽古の作法というか立ち振る舞い方みたいなものを判ってしまう。「今日はこのくらいやればいいんでしょ」的な。だが、今回のように微妙に形式が違うものの場合、声を出していいのか、今動いていいのかという次元で本当に解らなくなる。いっそ解らないのなら固まるよりも突拍子もないほうに進んでいただきたいが、あればいいというものでもなく、ちゃんと場の意味において演出の虚を突くというのは難しいだろうと思う。
先日の稽古でそんなクリティカルを出したのが天平さんであった。具体的に何をしたかは言えないが、さすが「前回やれなかった心残りがたくさんある」と仰っていただけあって、踏み込みが早い。

演出をやらせていただいていて楽しいのは、こうした人達をこれから何度も間近で観ることができるという点だ。おまけに職権でそれにケチをつけることもできる。これから本番まで、存分に観させていただきます。

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