一日遅れで疲労感

公演まであとひと月を切り、徐々に切羽詰まってきました。毎度の事ながら公演が近づいてくる恐怖感は尋常でなく、きっと大取引を前にした銀行マンなどもこのような感じなのかもしれないと勝手に想像しながら準備を進める日々です。

この時期、舞台人は人それぞれ様々な夢にうなされます。照明家はライトを落として役者を怪我をさせる夢を見たり、舞台屋はセットがドリフのように崩壊してお客様が怪我をする夢を見たり。そして作演出兼役者は脚本が完成しないまま公演当日を迎える夢を見ます。それはもう何度も。

回りがなんやかやと騒いでいるのに気づいて、役者から今日が本番だと聞かされるも、手元には台詞を憶えてもいない。しかも半分も書かれていない脚本があるだけで、さらに今から出番だとせっつかれて何の準備もなく客前に出される、直前で目が覚めます。せめてその後どうやって自分が戦ったのか、後学の為にそこまで見せて欲しいものを、いつもいいところで「次回へ続く」になってしまいます。

と、こんなどうでもよい作り手の内情を吐露したのも、実は今回のお話はその辺りの切なる願望が主題となっている為。

公演ページから薄々感じられるかもしれませんが今回扱うのは夢の中。いかにすれば自在に夢の「続き」が見られるのか、果たしてそこから学べるものはないのか。その辺りを今回は少々解明してみようかと思っております。

・・・・ただ胸の内を吐露して終わろうとしたら意外にも巧く本編の紹介に繋がったので、多少元気を取り戻しながら今日も準備に奔走することに。以上、宮本でした。

ブックマーク へのパーマリンク.